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週刊WEBマガジン岐阜人(ぎふびと)

岐阜人(ぎふびと)は、岐阜県のチャレンジし続ける中小企業経営者を紹介する週刊WEBマガジンです。

【Vol.4】人生の節目を「熟成古酒」とともに歩んでほしい! ~合資会社白木恒助商店 白木滋里さん~

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第四回となる「岐阜人(ぎふびと)」の紹介は、日本酒の蔵元から。

今回は、「達磨正宗」のブランド名で有名な合資会社白木恒助商店を訪問。

直売店の壁には、トレードマークの達磨が掲げられています。

白木恒助商店 直売店

白木恒助商店の看板商品は、こちらの熟成古酒!

熟成古酒 達磨正宗

昭和40年代、第六代当主の白木善次(しらきよしじ)さんが、「これからの時代、零細日本酒メーカーは特徴のある酒をつくならければ生き残っていけない!」との思いから、熟成古酒づくりを始めたとのこと。

経営的には「酒をつくっても売らない」という状況が続いたので、いかに大変だったかはとても想像がつきません。

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今回、お話をきかせていただいたのは、白木善次さんの次女で七代目当主の白木滋里(しらきしげり)さん。先代が開発した熟成古酒を活かし、新たな商品開発や販路拡大に取り組んでおられます。

ちなみに訪問日(4月19日)の翌日から、香港&深圳と出張予定だったとのこと。

お忙しい中、ありがとうございました!

七代目当主 白木滋里さん

直売店内には、白木家にあったレトロな家具やグッズがところ狭しと置かれています。

昭和時代に生まれ育った人にとっては、「懐かし~」と感じるものばかり!

直売店内風景

壁に掲げられている税務署の通達書を見ると、ここ(岐阜市門屋門)はかつて「山縣郡山縣村」の行政区であったことがわかります。

直営店風景2

工場内もご案内いただきました。中では、滋里さんの旦那さんで杜氏の白木寿(しらきひとし)さんにもご挨拶できました。

酒造りの一番忙しい時期を乗り切り、ほっとした表情にみえます。

杜氏 白木寿さん

工場内には、タンクで保管された熟成古酒の数々!

その年にあった出来事も紹介してあるので、当時のことが思い出されて興味深いです。

熟成古酒1

こちらは、一番古い昭和47年もの!

私が生まれる前年のことなのでリアルには知りませんが、ちあきなおみの「喝采」はよく知っています。

熟成古酒タンク2

外のコンテナには、瓶詰めされた熟成古酒が保管されています。

熟成古酒コンテナ

中に保管されている熟成古酒を見せていただきました。

「昭和五十四年醸造酒」のラベルが、年期を帯びています。

コンテナ内熟成古酒

滋里さんは、単に先代が開発した熟成古酒を売り回るだけでなく、熟成古酒を活用した同社ならではの商品開発にも、積極的に取り組んでいます。

その代表的商品が、ロングセラー商品に育った「アイスクリームにかけるお酒」。

このお酒をアイスクリームにかけると、100円アイスクリームが高級アイスクリームに早変わり!

アイスクリームにかけるお酒

開発当時、こうした新しい取り組みは必ずしも皆に受け入れられたわけでなく、同業者の中には、「日本酒の蔵元がこんな商品を作るなんて!」と批判されたこともあったそうです。

こちらの商品「未来へ」は、「赤ちゃんが生まれたタイミングでその年のお酒を瓶詰めし、そのお子さんが二十歳になったタイミングで飲んでもらおう」、というコンセプト。

熟成古酒 未来へ

滋里さんは、単に味や色合いといった違いだけでなく、「熟成古酒」という特徴を活かし、「人生の節目を熟成古酒と共に歩んでほしい」との思いを込め、様々な新商品を提案されています。

最近の開発商品はこちら、厄払いお神酒「躍年(やくどし)」。

40年超にわたる熟成古酒を持っている強みを活かし、厄年を迎える男女に対して「自分の生まれた年のお酒をお守りに」というコンセプトで開発された商品とのこと。

熟成古酒 躍年(やくどし)

お酒以外も岐阜県産にこだわり、外箱は東濃檜を用い、容器は美濃焼、紙類は美濃和紙を利用しています。

他社にない「オンリーワン」商品やブランドを持っている企業は日本全国に多々あります。しかし、そうした「オンリーワン」商品やブランドに胡坐(あぐら)をかいていては、今の世の中「安泰」はあり得ません。

今後も、「熟成古酒」という他社にない独自商品を活かしながら、どんな新商品・新企画が生み出されるのか楽しみですね!

↓合資会社白木恒助商店 公式サイトはこちら!www.daruma-masamune.co.jp

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