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週刊WEBマガジン岐阜人(ぎふびと)

岐阜人(ぎふびと)は、岐阜県のチャレンジし続ける中小企業経営者を紹介する週刊WEBマガジンです。

【Vol.5】コンビニもない町で、地域の人々の暮らしを支え続ける!~リカーショップながせ(高山市)長瀬浩一さん

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第5回となる『岐阜人(ぎふびと)』は、飛騨エリアまで足を延ばしました。

訪問先は高山市朝日町(旧大野郡朝日村)、訪問した日(4月28日)はちょうど桜が満開でした!

高山市朝日町の桜

今回おじゃましたのは、朝日町の小売店『リカーショップながせ』。「リカーショップ」とありますが、生活に必要な商品を一通りそろえています。

朝日町には、何とコンビニが1店もない!ということで、地域の人々にとっては日々の暮らしになくてはならないお店です。

リカーショップながせ

今回お話を聞かせていただいたのは、二代目店長の息子さんである長瀬浩一さん。

某ドラッグストア(Vのマークでおなじみ)の店長経験を経て、3年前から家業に関わるようになりました。

長瀬浩一

※写真提供:リカーショップながせ

「リカーショップながせ」が10年前から取り組んでいることが、オリジナル商品『熊の涙』。このお酒は「氷中貯蔵」という表記がある通り、氷の中で約3ヶ月貯蔵してつくられます。

熊の涙『熊の涙』の公式サイトに、「氷柱貯蔵」についての説明がこうあります。

「氷中貯蔵」は、岐阜県高山市朝日町胡桃島の秋神温泉にある「氷点下の森」で行われます。この地は、飛騨高山の冬の風物詩として、毎年冬期には多くの観光客が訪れます。
 貯蔵樽ごと凍らせてお酒を冬眠させる「氷中貯蔵法」は、極寒で豊富な山水が利用できる環境でなければできません。冬はマイナス10度を下回ることが多い「氷点下の森」だからこそできる日本で唯一の貯蔵方法から生まれたお酒。他では真似できない商品価値があります。

タンクには2,000本の『熊の涙』が投入されます。逆に言うと、毎年マックスで2,000本しか入手できないレアなお酒、と言えます。

氷中貯蔵 熊の涙

※写真提供:リカーショップながせ

店内には、今後のインバウンド需要を見込み、英語や中国語のリーフレットも用意されていました。熊の涙パンフ

今のところ1タンク、すなわち2,000本の限定販売という状況とですが、長瀬さんが広告宣伝や営業活動に取組んだことで、ここ数年は完売が続いています。

増産するとなると、倍の4,000本を仕込む必要がある訳で、長瀬さんとしてはどのタイミングで増産に踏み切るか検討中とのこと。

今後も好評が続くことで、早く増産に踏み切れるといいですね!

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さらに長瀬さんが昨年から取り組みを始めたのが、食品や生活用品の移動販売。

とくし丸

※写真提供:リカーショップながせ

例にもれず高山市朝日村も高齢化が進行しており、いわゆる”買い物弱者”が増加しつつあります。

そこで長瀬さんは、移動販売のビジネスモデルをつくりあげた「とくし丸」に掛け合い、高山市内のスーパーと連携することで、昨年6月より移動販売サービスの実現にこぎつけたのです。

(参考)

www.tokushimaru.jp

下の写真は、「とくし丸」出発式の様子。

現時点では毎週水曜日に要望のあるご家庭を巡回し、玄関の前で買い物をしていただいているそうです。

とくし丸 出発式

 ※写真提供:リカーショップながせ

現在、高山市朝日村の人口は約1,800人。今後も人口減少は避けられません。

そのような経営環境の中、単にお店を構えて営業しているだけでは、「地域の暮らしをさせ続けるお店」として存在し続けられません。

縮小する市場の中で、いかに経営体として存続し続け、社会的使命(=地域の人々の暮らしを支える)を果たしていくか?

「リカーショップながせ」における長瀬さんの取り組みは、その一つの解を示しているといえるでしょう。すなわち、

1.オリジナル商品を開発・販売することで地域外の需要を取り込む。

2.お店に来られない高齢者の方に、こちらから赴く。

現在長瀬さんは、さらに新たなプロジェクトを企画・準備中とのこと。

今後も長瀬さんのチャレンジに要注目です!

↓リカーショップながせ(氷柱貯蔵「熊の涙」)の公式サイトはこちら

www.hida-kumanonamida.com

↓企画準備中のサイトはこちら

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